物流倉庫・物流センターにおけるインスペクションの目的とは
維持管理時の定期的な点検や住宅の耐震診断をすると同時に、物流施設の性能向上リフォームを実施する際に利用されるのも、インスペクションの役割である
物流倉庫・配送センターは、新築時の品質や性能の違いに加えて、その後の維持管理や経年劣化の状況により物件ごとの建物品質に差があることから、賃借人は、その品質や性能に不安を感じている。一方、目視等を中心として現況を把握するために行われる現況検査は、最も基礎的なインスペクションであるが、現場で検査等を行う者の技術力や検査基準等は事業者ごとに様々な状況にある。 これらを一定の高い品質基準で施工しようというのが、物流倉庫・物流センターの建物インスペクションである、ロジメン.comの目的である。
１、目視等を中心とした非破壊による現況調査を行い、構造安全性や業務上の支障があると考えられる劣化事象等の有無を把握しようとするもの ２、破壊調査も含めた詳細な調査を行い、劣化事象等の生じている範囲を特定し、不具合の原因を総合的に判断しようとするもの
