「インスペクションによって瑕疵が見つかると賃貸が困難になるのではないか」もしくは「希望料金で貸せなくなるのではないか」などの貸主側の不安は、杞憂に過ぎないのです。
倉庫の要件は、荷主の在庫品を劣化や盗難から守ること。ですから、倉庫という建物が新しいか古いかでの、賃料の高い低いはありません。あるのは、古いと建物が劣化しており、雨漏れが発生したり、地震に脆かったりという懸念だけです。
ですから、建物に潜む瑕疵を修繕することで相場に根差した価格で賃貸できる可能性が高まります。逆に瑕疵の有無を調査せずにいては、瑕疵がない経年劣化のみの倉庫物件と比較して価格が大きく下落するケースが多いのです。
①メンテナンスのための点検 ②建物コンディションを把握 ③より詳しい調査、耐震診断、雨漏り、漏水調査 ④部位別詳細、大規模調査、解析、分析
第三者的な立場から、また専門家の見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見極め、アドバイスを行う専門業務を指します。
2017.06.23